- 公開日:2026/05/18
- 最終更新日:2026/05/18
CLIENT DATA
- 顧客:
- 武蔵野徳洲会病院
- 屋号:
- 武蔵野徳洲会病院
- 業種:
- 総合病院
- 工事種別:
- 内装改装工事
- 工期:
- 1カ月
- 坪数(面積):
- 所在地:
- 東京都西東京市向台町3丁目5番48号
- TEL:
- 042-465-0700
- 診療時間:
- 平日14時~17時
- 定休日:
- WEB:
- https://www.musatoku.com/
Plan
平面図

働くことのステイタスを
感じられる医局
武蔵野徳洲会病院からのご依頼は明快だった。「医師のリクルートと離職防止のために、医局のデザインを本気で変えたい」。
医師の採用競争が激化する昨今、給与・待遇条件だけでは医師に選ばれる病院になれない時代が来ている。優秀な医師ほど選択肢を持ち、「どの病院で働くか」を、自らのプロフェッショナルとしての誇りと照らし合わせて選ぶ。病院側がその事実に向き合い、「この病院で働くことのステイタスを感じられる医局をつくる」という明確な意図を持ってデザインを依頼してきたことは、非常に本質的な判断だったと思う。
医局とは、診療の合間に医師が思考を整え、同僚と情報を共有し、次の患者に向けて気力を回復する場所だ。その空間のレベルは、病院が医師をどう位置づけているかを雄弁に語る。私たちはこのプロジェクトにおいて、医局を「リクルートツール」として再定義した。
空間の核となるのは、カンファレンスゾーン奥壁面に設けた大型グリーンウォールと、空間を横断するループ型ネオンアートライトだ。医療施設の医局としては非常識とも言えるこの演出が、「ここは特別な場所だ」という印象を訪れた医師の記憶に刻む。カンファレンスゾーンはフレームレスのガラスパーティションで仕切られており、ガラス面はマーカーで書き込んでそのままホワイトボードとして使用できる。朝のカンファレンスから即興の症例共有まで、医師の思考の速度に空間が追いつく仕掛けだ。素材はナチュラル木調・グリーン系カーペット・ウッドブラインドで統一し、病院内にありながら、ホテルのラウンジに近い質感を実現した。

Photography








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