- 公開日:2017/10/21
- 最終更新日:2024/10/31
監理と管理 の違い について
同じ「工事かんり」でも、かんりには2種類あり、「 工事監理 」と「 工事管理 」があります。
監理 と 管理 の違いは以下の通りです。
■「 工事監理 」通常は 設計事務所 の設計者が 監理者 になります。
・設計図面通り施工されているかの確認
・図面に対する質疑への応答や、図面だけではわからない部分の説明
・建築主への状況報告
などを 監理業務 として行います。「建築主の代理」という立場です。
■「 工事管理 」施工会社の現場監督のことを言います。
・工程の管理
・各工事業者の手配
・材料の手配、管理
・その他建設現場の安全管理等
などを 管理業務 として行います。「工事の責任者」という立場です。
弊社は「 一級建築士事務所 」 と「 建設業 」の許可、その両方を持っていますので、
設計監理のみをお引き受けする場合と、設計・施工共にお受けする場合がございます。
具体的には本社から近い、 兵庫県 を中心とする近畿圏は 設計 ・施工でお引き受けし、遠方の場合は 設計 ・ 監理 のみでお引き受けします。
設計 ・ 施工共にお引き受けする場合は、 設計 の意図を完全に反映した、よりクオリティの高い 建築 を創り上げるため、その 設計 に従事した設計者が直接工事管理者を兼任します。
なので当 設計事務所 の 設計士 は全員「 設計 監理 」と「 工事管理 」を両方経験しております。
それは 設計 ・ 監理 のみでお引き受けする場合の強みにもなっています。
建設会社に都合の良い変更や、現場監督の言い訳を鵜呑みにしてしまうことはありません。
また、海外の案件のように現場が非常に遠い場合でも、インターネット経由でリアルタイムに現場を監理することができます。
■実際に以下の海外2案件(オーストラリア・マレーシア)では最終チェック以外、工事中は一度も現場には行かず、インターネットによる監理を行いました。
Japanese Restaurant TEN オーストラリア ゴールドコースト
Ten Japanese Fine Dining マレーシア クアラルンプール
■以下は設計・施工でお引き受けした事例
ショールーム三昌レザーパビリオン
https://ktx.space/2015/07/16/origami-art/
■以下は 設計 ・ 監理 の案件事例
状況に応じて、 設計 ・ 監理 、 設計 ・ 施工 どちらの形態でもお引き受けしております。
― 建築設計 ・ 空間デザイン KTX archiLAB 一級建築士事務所 マツヤアートワークス
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